3月19日午後に国際基督教大学ダイアログハウス2階の国際会議室で講演します。詳細は以下のようです。
金子務「東西の聖樹考ーオリーブ vs.沙羅双樹」
地中海世界の硬葉樹林帯の代表樹種はオリーブで聖書にもよく引用され、イエスがローマ兵らにつかまる前夜の祈りの場、ゲッセマネの丘にはオリーブの古樹林がある。東アジア世界の照葉樹林帯の代表樹種はツバキなどであるが、釈迦の臨終の地クシナガラには沙羅(シャラ)の林にしつらえられた床で最期を迎えたといわれる。それらが日本にはどのように受容されたか、キリスト教仏教にまつわる様々な聖樹についてその変容を考えてみたい。詳しくは、形の文化会HP:katachi-imagination.orgをご覧ください。